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2013年9月11日 (水)

根分岐部病変ー感染根管

Konkan1

歯周病以外でも根分岐部病変を発症することがあります。

虫歯などで神経が死んでしまい、それを放置しておくと根の中が細菌の巣となってしまいます。そして側枝を通じて分岐部へと細菌を運んでしまうことにより起こるのです。

また、かみ合わせの不具合により神経が炎症を起こし死んでしまうということもまれにあります。そのような場合は根管治療が必要となります。

虫歯で神経を抜き、神経の治療をし終わっている歯がそうなった場合は、神経の取り残しや、治療器具による穿孔なども考えられます。

さらに、エンド・ぺリオ病変というものもあるんですよ。

(エンド…歯内(根管)、ぺリオ…歯周という意味です。)


の病巣が歯のりへ波及してしまったり、それぞれが独立して分岐部へ影響していたりと。。。またそれぞれが合わさって、根分岐部病変を発症させたりと
複雑に原因がからみあっていることがあるんです。

人の歯の根(歯根)も、木の根のように曲がっていたり、くぼんでいたりしているんですね。

歯根の中の神経は葉脈のように枝分かれをしているものもあります。

根管治療はそれだけ複雑な場所を手さぐりで行わなければならないので、とっても大変な治療なんです。

(そんなこんなで今では根管治療専門の歯科医院があり、マイクロスコープを使って確実に治療を行っている歯科医院もありますよ。)

根分岐部病変がある場合、その原因をきちんと見分けなければなりません

歯周ポケットが深く、レントゲン写真でも根分岐部にはっきりとした透過像がある。

しかし、それが1歯だけの場合は、歯周病以外の原因によるものを疑う必要があります。

このような場合、この歯の神経が生きているか死んでいるかの確認をおこないますね。

電気歯髄診断器を当てて、反応がなければ神経が死んでしまっていることがわかります。

神経が死んでしまうと根管内が細菌の巣になり、側枝を通じて分岐部へと細菌を運んでいくんです。それが原因で分岐部の骨が吸収され(溶け)ていきます。

そのようなときはまずは根管治療を行い、症状の改善を図ります。

しばらく様子を見て治らない時に歯周治療を行うのですね。

根管治療だけで回復するケースもあり、その場合歯周治療は慎重に行わなければなりません。(根の周りをむやみにガリガリと傷つけてはいけないのですね。)

レントゲン写真で分岐部の骨の治り具合を確認していきます。

経過観察が大事なんですよ。

根分岐部病変は根管治療や歯周治療をしても治らない場合に、外科処置による対応を検討します。

根分岐部病変-外科処置のいろいろをご覧ください。

ribbonコメントもいただけると大変嬉しく励みになります。


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