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2013年9月17日 (火)

根分岐部病変―外科処置のいろいろ

根分岐部病変の外科処置は、大きく分けて5つあります。

1.ファーケーションプラスティー

2.フラップオペレーション(再生療法を含む)

3.歯根切除

4.トンネリング

5.抜歯

Photo

○ファーケーションプラスティーは根分岐部の整形を行うことです。

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分岐部の歯根の形態や、接する骨の形態をバーで削って整えます。

プラークがたまりづらくかつ磨きやすい形にすることを目的としているんです。

これは、根分岐部病変が軽度(Ⅰ度)の場合に適応となります。

(フラップオペをしてファーケーションプラスティーを行うこともありますよ。)

○フラップオペレーションは歯肉弁剥離掻爬しにくべんはくりそうは術のことです。

歯肉を切開してはがし目視下で、細菌感染した歯根の周りや肉芽組織などをきれいにし骨の形を整えます。

再生療法とはその際に分岐部内の骨欠損部分に、何らかの再生材料を入れてあげるということです。

再生材料は骨(自分の骨、他人の骨、人工の骨など)、GTRという膜、エムドゲインという骨再生する作用のあるタンパク質などがあるんですよ。

 Endogain15_3

フラップオペレーション(再生療法を含む)はⅡ度の根分岐部病変に適応となります。

diamond根分岐部病変の外科処置においては、根分岐部内を再生し、根分岐部開口部を完全封鎖することがベストなのです。

完全封鎖が行えるかどうかは、分岐部の形や、骨の吸収(溶け)具合により判断されます。

○歯根切除はⅡ度、Ⅲ度の分岐部病変に適応となります。
さまざまな歯根切除の方法がありますよ。

A ルートセパレーション(下の大臼歯)

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下の大臼歯で行います。真ん中から切断し2本の歯としますね。
そうすることにより分岐部をなくす方法なんです。

B ルートリセクション(上、下の大臼歯)

切除し摘出する方法は2つあります。
1つは、歯根だけを切除し摘出するルートアンプテーション

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もう1つは、歯冠ごと切除し摘出する方法で、これはへミセクション(下の大臼歯)または
トライセクション(上の大臼歯)となります。

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これらは全て神経を抜き、根管治療が必要となるんです。

ブラキシズム(歯ぎしりやくいしばり)がとても強い方などの予後は、あまり良くないといわれています。

本来あるはずの支えが足りなくなるのですから、ムリもないでしょう。

また、最終的にかぶせ物をかぶせるのですが、

磨きづらい形態になることもあり、歯みがきの際に充分気をつける必要があります。

どちらの方法を行うかは、歯根の形や周りの骨の吸収度、歯ぐきの質や量、かみ合う歯や両隣の歯の状態など、さまざまな状況に応じて判断されます。

保存した歯根に50%以上の骨支持があることが、歯根切除後の生存率に影響を与えると言われていますよ。

○トンネリングはⅢ度の根分岐部病変に適応となります。

歯ぐきや骨の形を修正し、根分岐部に歯間ブラシが入るためのスペースを作ります。
歯間ブラシできちんと磨くことにより進行を防ぐのです。

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○抜歯


早めに抜歯をすることにより、その部位と両隣の骨のレベルを維持し、長い目で見ると全体的な歯列の安定を図れる場合があります。

残せる見込みのない歯をいつまでも残しておくのは、決して良い方法ではありませんね。

抜きたくないという気持ちもわかりますが、状況によっては早めに抜いた方が良い場合もあるのです


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diamond根分岐部病変の外科処置は、以上のようにいろいろな方法がありますが、どれも決して簡単とはいえません。

処置をされた患者さんの中には、その部分を上手に磨かれ、とても快適に使われている方もいらっしゃるんですが、やはり不安で、そちら側ではあまり噛まないようにしているという方も多くみかけます。

また、そのような外科処置を経験されたことにより、歯を守ろうという気持ちが増す方も大勢いらっしゃいますね。

それはそれで良いことだったのではと思うことも多いのです。

でも、やはり根分岐部病変はならないように予防するのが一番だと思うのです。

 


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歯周病」カテゴリの記事

コメント

Reesesさんからメールをいただきました。他の方にも大変参考になる情報だと思いますので、ここに掲載いたします。(承諾していただいてありがとうございます)

*************************************

治療が一段落しました。
結論としては、インプラント治療になりました。


藁をもつかむ思いで駆け込んだ歯科では、根分岐部病変と一旦は診断されましたが、それ以上の治療を積極的にしていただけませんでした。
前の歯科で被せた銀歯を、7月上旬に外してプラスチックの仮歯に置き換え、3ヶ月後に来るよう言われました。
その歯科は、保険治療の歯科にしては、顕微鏡もCTもある、比較的に恵まれた歯科でしたので、しばらくは指示通りにするつもりでした。
しかしそちらの先生が、中に埋まっている金属の芯を撤去する自信がないとその後おっしゃり、又、経過観察も時には大切でしょうけれど、痛みを我慢しながらその時点で既に、最初の歯科での治療から3ヶ月経過しており、更に3ヶ月も先に延ばすのはまずい予感を本能的に感じていた為、そこでの治療は断念し、治療を引き受けてくれる歯科探しに奔走しました。


9月にやっと見つけた現在通院中の歯科は自費診療の歯科でしたが、すぐに対応してくれ、中に埋まっていた金属の芯も無事に撤去できました。
しかし、やっと中を開けてみて根管治療を開始すると、なんと根っこの途中から下の部分に、修復不可能な大きな穴が空いている事がわかりました。
その部分から、中にいた菌が組織に感染し、歯槽骨も溶けていたのだと思います。
もう万事休すとはこの事ですね。


穴が空いている事はCTで予測がついていて指摘されましたが、ここまでひどい状態だった事は、中を診てもらうまで分かりませんでした。
これはどう見ても、機械で穴が空いたとしか思えません、とおっしゃってました。
実際に私も、顕微鏡でつながれたライブカメラで見せてもらいながら治療を受けていましたが、その根管からは、とめどなく血液が混ざった液体があふれ出て止まる事がありませんでした。
どれだけ吸引しても、すぐに血液でいっぱいになり、どうする事もできない様子でした。
それでも、できるだけの治療をし、MTAセメントを詰めて見かけ上は穴をふさぎ、というか、根管そのものを全てMTAセメントで埋めました。
その他の根管はきれいにお掃除と消毒をして、11月に根管治療を終了しました。


その後は痛みも消え、ある程度のかたさのある食べ物を噛んでも痛くなくなり(しかし、急性から慢性になっただけだと言われました)、このまま半年ほど様子をみて大丈夫なら、というところまで来たのですが、今年の6月にその歯の横から膿が出てしまいました。
時間と労力を再びかけて何とかなったとしても、近い将来、抜歯になると思い、その時点でインプラント治療をする事に決めました。
今、52歳ですが、もっと高齢になってからインプラント治療をしなければならなくなったら、もっと精神的にも肉体的にも辛いのではないかと思います。


インプラント治療は怖かったですが、何とか無事に済み、今のところ順調にいっています。
今はまだ仮歯の状態で、来年早々にやっと完成できそうです。


治療は終了しても、問題はこれから生きている間はずっと、今ある歯と歯茎、歯槽骨を健康に保ち続ける為に、インプラントのメンテナンスをしなければなりません。
インプラントだけではなく、やはりプロの方の手で、定期的な正しいチェックとメンテナンスが必要なんだという事が良くわかりました。
Yumiさんがブログでおっしゃってる通りだと思います。


Yumiさんのブログでいろんな事を知る事ができていなかったら、今でも「本当にそうなの ?」と思い続けていたかもしれません。
又、日ごろの歯磨き方法なども、現在通院中の歯科では、Yumiさんがおっしゃってる事と同じ事を遂行してます。
自費診療というのが、少々高額で痛いところではありますが、患者の訴える症状をきちんと聞いてくれて、又、自分が納得できる治療をしてくれる歯科を探すのは本当に本当に大変でした。


私は現在通院中の歯科に来るまでは、不運にも自分がいったいどんな治療を毎回してもらっているのか、知らないままにずっと治療を受けていました。
治療する側も、予約がいっぱいで限られた時間内で治療する訳ですから、あまりあれこれと質問されると、それは面倒に思う事だって、人間ですからあると思います。
しかし治療の結果が良くても悪くても、そんな状況が将来は大きく変わってくれればいいなと心から思います。

ご無沙汰しております、その節はアドバイスどうもありがとうございました。

コメントが長くなりましたので、メールでお送りさせていただきました。

勉強になる事がたくさんありますので、また訪問させていただきます。

お返事どうもありがとうございます。

そうなんです、小2でした !
あの頃はまだ、ただただ削る治療しかなくて、たくさん歯をけずられました。
我慢強く、人前では絶対に泣かない子供でしたが、あの日ばかりは、途中からずっと大声で泣きわめいてたのを今でもよく覚えてます。
たぶん麻酔もしてたはずですが、相当長い間けずられて、一度にいろんな事をされたのがよっぽど苦痛だったんだと思います。

治療方針が決まって、何か大きな変化がありましたら、またここにコメントします。
本当にどうもありがとうございました。

詳しい情報を伝えていただきありがとうございました。

6番は根が途中細くなっているんですね。
根管治療も難しかったのかもしれません。

抜歯ということになったら、その後の補綴としてインプラントかブリッジになると思いますが、どちらにも不安があるのですね。5、7番が処置歯なのでブリッジでもいいと思いますが、よく先生と相談されてください。


あと7番の歯が冷たい水に強くしみるようになってしまったんですね。
虫歯ではないようなので、知覚過敏だと思いますが、噛み合わせのバランスでしみるようになることがあります。


ご質問についてですが、
神経を抜いた歯にかぶせものをする時、土台の中に芯を建てる方法は昔からあります。コアといって、金属でできた芯棒を立ててからさらにそれを削りかぶせものの型取りをします。しかし 今はあまり金属のコアは使いません。
最近はファイバーポストという材料を使い芯棒にすることの方が多いです。


6番にそれまで芯がたててなかったかはわかりませんが、周りの歯質が多いとコアを立てない場合もあります。
その場合はセメントで足りない部分を作ります。

今回金属の芯をたてたから、刺さるような激痛があるのでは?とのことですが、それはちょっとわかりません。芯かもしれませんし、銀歯の噛み合わせかもしれませんし、、、想像ではなんとも、、、。

しかしながら、小2の時にC2の虫歯で銀歯←凄い!よく覚えてますね。


セカンドオピニオンの先生は良さそうですね。
歯周治療もきちんとされているようですので。
わからないことは何でも聞いて、きちんと説明してくださる先生から治療を受けられるといいと思います。

ではまた何かありましたらご遠慮なく。

お大事にどうぞ。

お忙しい中、とっても丁寧な説明のお返事をどうもありがとうございます。

「6番の片方の根が途中で1ヶ所途切れている」・・・ これは、下まで根の管はあるのですが、ちょうど上から半分くらいのところよりも少し下の当たりのところが、昆虫の足の節のように、細くなって途切れているように写しだされていました。
細くなっていたかわかりませんが途切れていた印象があります。
ただ、角度によっては、神経の管がつながっているところもあるようにも見えました。
自分のパソコンでも見れるそうで、CTの画像のコピーをディスクに焼いて来週いただく事になっていますので、またよく見てみようと思います。
(それを持ってサードオピニオンをききに行こうと思ってます。)

根面カリエスっていうんですね。
インプラントのカウンセリングをしてくださった担当医の先生も、残された対処法のひとつとしてこの矯正の事をおっしゃってました。
説明を聞いているうちに、そんな事ができるのか、とびっくりするのと同時に、そんな事までしなくちゃならないのか、と気が遠くなってしまったのを覚えています。
治療内容はもちろん、かかる費用や期間を考えると、とても難しいなぁと思いました。

その時は、インプラントの方が現実的に思えたのですが、セカンドオピニオンで根分岐病変を指摘されてからは、一度そのような病気ができた部位に、たとえ治療して骨が再生されたとしても、インプラントをした後後、またいつか再発するのではないかと、悪い事ばかり考えてしまいます。

しかし、ブリッジにするのも不安があります。
後ろの7番の歯は神経はありますが、前の部分1/3ほどが虫歯になり削った為、滑り台のような形の歯になってしまい、セラミックのアンレー(と言うのでしょうか ? 少し大きめの物)で歯の形にしてもらってあります。(2年前です)
前の5番の小臼歯は、神経の処置済みで、メタルボンドのセラミッククラウンがかぶせてあります。(20年くらい前です)
もっと悪い事に、6番に保険の銀歯をかぶせた3月頃から、突然7番の歯が冷たい水に、ずどーんと強くしみるようになってしまいました。

セカンドオピニオンの歯科では、6番のかたい金属との噛み合わせの影響でそうなったのではないか、と言われ、歯茎も少し下がっていると指摘されました。
6番と7番の間 (歯茎かもしれません)も とっても強くしみます。
冷たい水がしみたので、てっきりこれも虫歯になってしまったのかと思ったのですが、そうではなさそうだと言われました。

セカンドオピニオンの歯科では、治療を開始する前に、細かい歯周病の検査を全ての歯1本1本に行って、歯茎の下にある歯石をとり消毒し、唾液の検査などをしてデータをとって治療を開始すると言ってました。
Yumi-san がブログのどこかでおっしゃってた、「歯茎の下の歯石もとる」とはこのことなのかな ? と、カウンセリングを受けていて思いました。
いずれにしても、費用も時間も相当かかりそうです。

来週、もう一度そこでカウンセリングを受けて、サードオピニオンを別の歯科でも聞いて、どこの歯科に治療をしていただくのか、それとも抜歯するのか、今月中に決めようと思います。


ひとつ愚問があります。
神経を抜いた歯にかぶせものをする時、土台の中に芯を建てる方法は昔からあったのでしょうか ?
ひょっとして私の場合は、それまで芯がたててなかったのではないかと疑問に思っています。

ゴールドクラウンを外し、反対側にも別の虫歯があると手鏡で見ながら説明を聞いた時、今回入れた土台のようなものではなく、セメントの塊が盛ってあるようなふうに私には見えました。
又、銀歯に戻る前はどんなに固いものを噛んでも、全く痛みがありませんでした。
今回金属の芯をたてたから今、刺さるような激痛があるのではないかと思ってしまうのですが、的外れな考えでしょうか ?
(ちなみにこの歯は、なんと小2の時にC2の虫歯で銀歯をかぶせ、大人になってからゴールドクラウンに変えました)


また何かお気づきの事がありましたら、どんなに些細な事でも結構ですので、ご提案・ご指摘をどうぞ宜しくお願いいたします。

はじめまして。コメントありがとうございます。
この度はいろいろ大変でしたね。

歯の一部が歯茎の縁から3ミリ下がったところまでむし歯で欠損しているのは根面カリエスですね。
根面カリエスは、ふつうは抜歯の対象ですが、エクストリュージョン(歯冠長伸長術)=小矯正を行い歯を引き上げ使える歯根部分を上に出して処置をする方法もあります。(保険外診療であり、とても技術的に高度な治療でできない歯科の方が多いです。)この方法は歯や周りの骨など、条件によってはできないこともあります。

3月から咬合痛がでてしまったとのことですね。
いちど神経を取った歯が、再び根や周りの骨に感染をおこして痛みが出る場合があります。
原因はいろいろですが、むし歯、根管治療の失敗、歯根のひび、咬合性外傷などがあります。
歯根膜に炎症が起こるので、その状態を歯根膜炎といいます。ちなみに歯科用語ではペルといいます。(さらにいえば歯根膜炎と根尖性歯周炎に分かれます。)
その歯をたたいたり、かみ合わせたりすると激しく痛みます。歯が浮いたように感じることもあります。

「6番の片方の根が途中で1ヶ所途切れている」というのは、そこにひびのようなラインがあるのか、それとも根尖(根の先の方)が吸収して(溶けて)しまっているのか、どちらでしょうか?
どちらにしても神経を抜いている歯は栄養が行きわたらないので歯自体がもろく、折れやすく、根尖病巣などもできやすく、経年により抜歯となってしまうケースが多々あります。

条件がよければヘミセクションで片方の根が残せないのかな?とも思いましたが、2件目の先生が3D画像を見て完治できる治療法はないと言われたのですよね。
でしたらちょっと厳しいのかもしれません。(3Dだと歯や骨の状態がよくわかりますので。)

せっかく白く綺麗にされようとしたのに抜歯なんて、“号泣”。そのお気持ちわかります。
でもトラブルのある歯が口の中にあるのは全身の健康のためにもあまり良くないので、今回発見できたのは良かったのだと思います。

根管治療が得意な歯科でもう一度診断していただくとのこと。その結果、なんとか歯を残せるといいですね。 Reesesさんの決してあきらめない姿勢は見習わせていただきたいです!
あまり良いアドバイスができなかったかもしれませんが、少しでも何か参考になればうれしいです。よかったらまた経過をお知らせください。

では、お大事にどうぞ。

こんにちは、初めまして。
左下6の歯に、根分岐部病変があると先日診断されました。

大昔のゴールドクラウンをセラミックに置き換えてもらう目的で、近所の歯科に行ったところ、元々欠損が大きかった上に虫歯になっていて、抜歯した方がいいと言われました。
告げられた理由としては、「歯の一部が歯茎の縁から3ミリ下がったところまでなくなっているから」という事でした。
しかしすぐに抜く決心ができず、応急処置として3月に保険の銀歯に逆戻りし、半年くらい様子を見る事にしました。
この時は型は取らずに、金属の芯を立ててプラスチックの土台をその場で入れました。

神経を抜いた歯だった為、虫歯の痛みは全く感じなかったのですが、固い食べ物を噛んだ時にしっかりと噛み込めない違和感が2年くらい前からありました。
しかし保険の銀歯にした直後から、痛くて全く噛めなくなってしまいました。
1ヶ月くらい我慢して治ってを繰り返し、やはりもうだめなのかと思い、漠然とインプラントのカウンセリングを受けたところ、画像診断で、根と根の間の骨が溶けてるかもしれませんと言われました。

通院してた歯科には高度な設備がなく、別の歯科で立体画像も見ることができるレントゲンで診てもらったところ、そこで根分岐部病変があると言われました。
そこのドクターには、完治できる治療法はないと言われ、抜歯すれば溶けた骨も再生すると言われました。

まさにその部分の顎の骨に痛みが少し前からあり、その部分の歯茎もやや赤く腫れてました。
そういえば、噛んだ時の違和感を感じるようになった頃に1度同じ痛みが顎に起こりましたが、2週間ほどで治ってしまい、その時は治療時の麻酔の注射のせいだと思ってました。

噛む時の痛みは、噛み合わせで痛みをやや軽減でき、仮歯のやわらかいプラスチックのかぶせものに置き換えれば、1年くらいは今の状態でも抜歯せずに様子を見る事ができると言われました。
しかし画像診断から、2本ある根の片方が途中で1か所途切れており、更に根の壁も薄くなっていて、再度の根管治療がどれだけ有効かわからないそうです。

やはりいずれは抜かなければだめなのかと落胆し、根管治療が得意な歯科で最後にもう一度診断してもらうつもりです。
その予約を入れた後に、こちらのブログにたどりつきました。
知らなかった事がたくさんあり、とっても参考になりました。
どうもありがとうございます、できるだけ読ませていただこうと思います。

私の場合は骨の溶け具合からいくとⅠだと思いますが、たとえ骨を再生できても、歯の欠損が大きい事、根の状態が回復する可能性が低いのではないかという懸念から、やはり抜歯するしかないのかもしれないと、こちらのブログを読んで思いました。
噛むと痛くなってしまった理由はわかりません。(金属の芯が根にささっているからでしょうか)
噛まなければ痛くありませんが、噛まないで一生過ごす訳にもいきませんし、号泣です。

長いコメントを投稿してしまい、申し訳ありません。

色々な説明を御丁寧に頂きありがとうございました。
歯周病について、更に知る事が出来て安心しました。
よく知ると言う事が大切ですね。
ブラキシズムに対しての自己暗示法、今夜からトライしてみます!

こんにちは 返信遅くなりました。
詳しい情報を伝えていただきありがとうございました。

歯周炎は下第一大臼歯のみで、その他はポケット検査や3D等で歯周組織の健康を確認されているのであれば安心ですね。

若年性歯周炎は前歯や第一大臼歯から始まりますが、それは子供のころまず初めに生えた永久歯だからであり、口の中にそれだけ長くあったからなのです。

若年性歯周炎ならば他の部分が全く健康(歯周病の症状がない)ということは少ないと思います。
Yukkoさんは第一大臼歯以外問題なさそうなので
若年性歯周炎ではないような気がします。

それにperiodontistに診ていただいているのであれば、そこのところは大丈夫かと思われます。


若年性歯周炎では、細菌検査によりP.g菌、A.a菌が多く検出されます。
それに対しアジスロマイシン(商:ジスロマック)等の抗菌剤(抗生物質)を服用することで症状が改善されます。もちろんブラッシングやスケーリング、ルートプレーニングも並行して行いますが。
ご参考までに。


プラーク以外にも歯周病を進行(悪化)させるものがあります。
特にブラキシズムや早期接触などの外傷性咬合が影響を及ぼすことがあります。

ブラキシズムは歯ぎしりやくいしばりのことです。
実に9割の人がしています。
ブラキシズムに対しては自己暗示法やスプリント療法などがあり、寝る前にリラックスして「くいしばらない、歯ぎしりをしない」と暗示をかける方法や、マウスピース(ナイトガード)をはめて寝る方法などがあります。
マウスピースは歯科で型を取り作ってもらいます。

早期接触とは歯をかみ合わせたときに、不自然に早く当ってしまうことをいいます。それは天然歯、かぶせ物両方でおこりえます。

外傷性咬合とは、歯や歯茎やあごの骨に悪さをするようなかみ合わせのことなんです。
(ちなみに、そうなった状態のことを咬合性外傷といいます。)

Yukkoさんは、くいしばりの癖があったようなので、それが大きな原因のようですね。


もしかしたら、よけいな心配をさせてしまったかもしれません。ごめんなさい。

くいしばりの癖があると、外科処置をしたところはちょっと心配ですが、かみ合わせを時々チェックしてもらえているようなので、大丈夫かと思われます。

では、お大事に。


お返事まで頂きありがとうございました。

実は、歯周病になったのは、下顎左右の第一台臼歯2本です。

かかり付けの一般歯科では、年に2回クリーニング(歯石取り)に行っていました。
左下第一大臼歯の歯茎が腫れて、診察に行ったところ、歯周病で骨が吸収していたので、periodontist(歯周治療専門医)へ紹介状をもって行かされました。

こちらの専門医で、全部の歯の歯周ポケットをチェックした時に右下一大臼歯の歯周病も発見され、両方を治療しました。
右下は左に比べて、トンネルではなく、下の方に歯周病が進んでいましたので、スケーリング、レーザーとファーケーションプラスティーの処置をしたように見えます。

左右とも最後にプロテインを入れおくと言ってました。
これは、傷になった箇所にかけたのか、歯茎に射ったのか、今だに何だったのか分かりません。


3Dのレントゲンで全部の歯の根の状態、噛み合わせもチェックしましたが、この2本以外は問題ありませんでした。

もともと、睡眠中の歯ぎしり、くいしばり、小学生の時からバスケットボール、サッカー、サーフィンと今まで歯をかなりの力でくいしばる事は多かったです。

若年性歯周炎と言われると、そうかもしれないとも思います。

通常の歯周治療に加え、抗菌療法等とありましたが、どのような方法ですか?教えて頂けたら幸いです。

とにかく、スーパークリーニングを毎日行い、定期的検診に行き歯周病をストップさせますね!

色々と教えて頂き、ありがとうございました。

はじめまして、こんにちは。
ハワイからコメントありがとうございます。

オペ前に詳しい説明もなく、終わってみたら歯肉が削り取られていたのですね。
それはさぞかし驚かれたことでしょうね。


さて、ちょっと気になったのでお伺いします。
1日3回、15分づつとホームケアをきちんとされていて重度の歯周病というのが気になります。

噛み合わせの問題や、感染根管などが原因だと
いいのですが。(噛み合わせは大事です。)

その歯、1本だけだったのでしょうか?
他の歯の状態はどうでしたか?
是非チェックしてみてください。(歯科でレントゲン写真を見て、歯周ポケットを測定してもらう。)

30代で重度の歯周病というのは、若年性歯周炎(侵襲性歯周炎ともいいます。)といって、気をつけた方がいい場合があるんです。

通常の歯周治療に加え、抗菌療法等が有効な場合があります。

若年性歯周炎はその特徴として
1.30歳以下の若い人に発症する。
2.通常の歯周病より急速に進行する。
3.前歯と第一大臼歯に限り発症することがある。
4.家族集積性が見られることがある。
5.一般的な歯周病の治療では治りづらい。などです。


適切なケアで進行は止められるので、あまり心配しないでくださいね。

できれば、AAP(アメリカ歯周病学会)の会員のデンタルクリニックなどで診ていただくことをおすすめします。
オペをされたところは、歯茎の状態を見ながら歯間ブラシを丁寧に入れて、定期的にプロフェッショナルクリーニングを受けてください。

では、お大事にどうぞ。


はじめまして。ハワイ在住の34歳の女です。先月、初めて歯周病の症状がでて、歯周病歯科に行き、重度まで進行していた為、昨日レザー治療とトンネリングのオペをしました。
昔から「歯は命」と思い、歯並び、噛み合わせ、歯磨きにはかなり気をつかい、毎日3回、1回に15分かけて歯磨きとフロスト、マウスウォッシュをしてかなり奇麗にしていましたが、奥歯の根の部分が水平方向に歯周病が進み骨が吸収していました。
オペが終わって、見てみると奇麗だった歯茎が削り取れていて、内側から外側へとトンネルのように貫通させられていて、ビックリしました。奇麗な歯茎が削られショックで本当にこの治療で良かったのか?と疑問と心配にかられました。
一生懸命このオペの方法を調べていたら、こちらのブログにたどり着き読ませて頂きました。
色んなオペ方法が奇麗なイラストと共に分かりやすく説明されており、私が受けたオペの事も書かれていて、とても安心しました。ありがとうございました。また読ませて頂きます。

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