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2015年2月の2件の記事

2015年2月 6日 (金)

フロスの元祖、パームリー先生

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使いやすいフロスを開発し、フロスの重要性を伝えてくれたのはバス先生でした。

ですがその150年も前に、同じように歯間部の清掃の大切さに気づき、人々にフロスを熱心に勧めたパームリー先生という人がいたのです。

レビ・スピア・パームリーは臨床医として診療を始めたころ、彼のところを訪れるほとんどの患者の口腔衛生状態が非常に悪いことに気づきました。当時、歯ブラシや歯磨材はとても高価なため、人々は先の尖った道具で汚れを取り、食塩や炭などを水に浸した布につけ歯の表面を擦っていました。

1815年、まだ25歳の若き臨床家であったパームリーは、ワックスを浸み込ませた絹糸で歯間部をフロスすることを患者に勧めていました。彼は予防としての口腔衛生に非常に強い信念を持っており、1819年にはこの分野においては初めての著書となる 「A Practical Guide to the management of Teeth : comprising the discovery of the origin of caries or decay of the Teeth 」を出版します。

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日本語にすると『歯の健康管理のための実践ガイド:虫歯や歯周病の原因も明らかに!』(といった感じでしょうか!)パームリー先生は予防歯科のスペシャリストだったんですね。
(歯科衛生士学校じゃ全く教えてくれませんでした。(;-ω-)ノ

パームリーは正しい口腔衛生状態を保つための3つの道具として歯ブラシ、歯磨材、フロスを挙げています。そして、ワックスつきの絹糸は歯と歯の間の隙間を通り、歯ブラシでは除去できない炎症の原因となる汚れを優しく取り除くことができるとして、この3つの中で最も有効であると著しています。
「モリムラ」クリニカル:M リポート新聞より

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歯と歯の間をフロッシングすることは、世界中のどんな歯ブラシや歯磨き粉より疾患の予防につながる。

レヴィ・スピア・パームリー(1815年)

いかがですか、フロスを使いたくなってきたでしょうか?

フロッシングは難しい、めんどくさい、となかなかスムーズには受け入れてもらえませが、実際に通してみてプラークが取れスッキリする感覚を覚えると皆さんやめられなくなります!まだ日々のホームケアにフロスを取り入れていない方は、是非取り入れてみてください。

バス先生のように100歳まで自分の歯で、おいしくお食事をしていただきたいと思います


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私のおすすめフロス 私はこれを使っています!

 


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バス法のバス先生

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Charles C. Bass (1875–1975)

歯科衛生士向けの冊子「タフトくらぶ」(オーラルケア発行)に素敵な記事が載っていまた。そこで紹介されているショートムービーがこれまた素敵なんです。

題は『本当の歯周病予防を求めて―隠されたフロスの秘密―』

私も全然知らなかった予防歯科に情熱をかけた先生たち、パームリー先生やバス先生のお話です。

今から200年前アメリカの歯科医師Drレヴィ・スピア・パームリーは、歯間部を絹糸で清掃することを推奨されました。 『本当の歯周病予防を求めて―隠されたフロスの秘密―』 より)

↑この動画は本当にいいです見る価値大ですよ

1815年

歯と歯の間をフロッシングすることは、世界中のどんな歯ブラシや歯磨き粉より疾患の予防につながる。
               
 レヴィ・スピア・パームリー

→詳しくはフロスの元祖パームリー先生

その150年後に登場するのは、アメリカの病理学者チャールズ・C・バス先生。腸チフスとマラリアの違いを判定する方法を発見したことで有名。まずは歯科医師でなかったことにビックリ!

バス先生、なんと歯科医師の指示通りにブラッシングしていたにもかかわらずご自身が歯周病でくるしんでいたのだそうです。

そこで病理学者は原因をつきとめます。

口腔細菌は単独で害を及ぼすのではなく、プラーク中にあってはじめて虫歯や歯周病を引き起こす原因になることを発見しました。

バス先生は過去のブラッシング法をすべて研究されたのです。その結果、虫歯や歯周病が最も発生しやすい歯間乳頭部や隣接面は、歯ブラシではきれいにできないことを突き止めました。 これを医学会で発表します。

1947年

予防・口腔内のコントロールのためには、歯ブラシとフロスで
すべての葉の表面からプラークを除去する必要がある。
フロスが基本的な道具であり、歯ブラシはそれに付随するものである。
チャールズ・キャセディー・バス

そうです、バス法で有名なバス先生は、実はフロスの重要性を訴えていた方だったんです!(これ、ほんと全然知りませんでした!)

ところがDrバスが歯科医師でなく病理学者であったことと、当時、虫歯予防として推奨されていたフッ化物の添加に否定的だったことを理由に、この訴えを完全に無視、非難さえしたのでした。

こうして“本当のバス法”(フロスを使う)が埋もれてしまったのだそうです。

しかしバス先生は自分の研究を信じ、ひとりフロスを実践され、 生涯自分の歯を残し100歳まで生きられたのでした。

ブラボーヽ(´▽`)/
355_ccbassmdデンタルフロスは第二次世界大戦までは、あまり一般的ではありませんでした。

しかし、大戦中バス先生によって今までの絹製でなく、使いやすいナイロン製のフロスが発明されたため、大戦後には歯を清潔に保つためにフロスを用いることの重要性が示され一般に使用されることになりました。

バス法とは歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に斜め45度に当てて、小刻みに振動させる方法です。

歯ぐきが腫れている方にはとても効果的な方法です。しかし、毛先を歯肉溝に入れるのでちょっと難しい方法なんです。

経験上、上手く毛先が当たっていない方や、プラークの取り残しが多いと感じることがあり、また、歯ブラシの硬さや力加減も重要で、下手をすると歯ぐきを下げてしまうので、私はバス法はほとんど指導に取り入れていません。

主にスクラッビング法と毛先磨き(歯ブラシのつま先、かかと、わきを使い分ける)を指導しています。正しい歯の磨き方 No.2 でも紹介しましたが、私は、まずはじめに、つまようじ法や歯間ブラシ&フロスで歯間部のプラークを除去することをお勧めしています。

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それにしてもこんな大事な発表を無視するなんて、歯科界はなんと愚かなんでしょうね。

やはり昔も今も、虫歯や歯周病がなくなっては困るからなんでしょうか。

医学界も似たようなものですね。少数派の良心的な先生は人々の健康を維持増進しようと予防医学を教えてくれます。でもほとんどの先生は対処療法しかしてくれませんね。

健康は自ら学び選ぶ目を持つことが大切なのでしょうね。バス先生これまで“本当のバス法”のこと知りませんでした。

ゴメンナサイm(_ _)m でもこれからは、先生の想いをしっかり患者さんに伝えていきますからね。

「タフトくらぶ」のこの素敵な記事を書いてくださった方、ムービーを作ってくださった方々、本当にありがとうございました。

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