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2015年10月の1件の記事

2015年10月27日 (火)

脳に菌が!原因は歯かも!

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「脳に菌が入った!原因は歯かも!」 先日、友人(46歳・女性)が入院しました。

脳に菌というと“髄膜炎” 歯の何が原因なの

髄膜炎って、子供が高熱と激しい頭痛を訴えたときに注意しないといけない病状ですよね。

    こちらでわかりやすく解説されています。
 

退院後、話を聞くと「髄膜炎」ではなく、「感染性心内膜炎」「脳動脈瘤」だったとのこと。

   こちらでわかりやすく解説されています。    
 
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友人はまず、激しい頭痛と38,5℃の高熱が2~3日続き、その後4~5日間はやや下がるものの、また発熱し同じように2~3日高熱が続いた後、下がるというのが2~3ヶ月程続いたそうなのです。

病因で検査をすると「感染性心内膜炎」と診断され、
さらには「僧帽弁不全症」の診断も受けたそうです。
手のしびれもあったそうで、脳の検査では「脳動脈瘤」もみつかったとのこと。
また、軽い「くも膜下出血」を起こしていたと指摘されたんだそうです。

なんということでしょう。ただの風邪かと思ったら、一度に4つもの重篤な病名を告げられたのです。
先生からは「原因がわからず、もしかしたらからでは?」と言われたそうです。

Heartdisease
入院し点滴で薬を投与すると、熱症状は落ち着き、最終的にはペニシリン系抗生剤の投与で菌が消滅し退院できたとのことでした。
もしかしたら、心臓も脳も手術になるかもしれないと告げられ、一時はかなりのショックを受けたと語っていました。

ただ、原因はいまだにわからず、歯科に行ったところ軽度の歯周病を指摘されたそうですが、外科的治療(抜歯など)をした後でもなく、よくわからないと言われたそうです。

からだに外傷などがなければ、無防備でかつ細菌が常に存在するのは口の中。
そこに何かしらの感染経路がありそうだということで、先生は、特に心当たりのない彼女に歯が原因かもとおっしゃったのでしょう。

いろいろ調べていると見つけました
引用: 感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2008年改訂版)より

:ハイリスク群の患者では,口腔を衛生的に保つ必要がある。

:そのためには,歯科治療の前やスケーリングなどの口腔内の処置を実施する前に,炎症を抑えるために口腔内の洗浄を実施すること,定期的に歯科医のケアを受けることが必要である。

:手動または電動歯ブラシ,糸ようじ,その他の歯垢除去用具などの使用も適切な指導の もとに行う必要がある。

:乱暴なブラッシングは歯肉や歯周を傷つけることになり,菌血症の誘因となるからであ る。

:歯科手技を必要とする病態を有していると,感染性心内膜炎が高頻度にみられるという可能性も考慮しなくてはならない 。

特にわが国では,歯周炎を放置している事例が多く,ハイリスク患者を診察する循環器内科医は,患者の口腔内の状態にも気を配り,適切な治療を実施すべく歯科医に紹介すべきである。

この情報もとっても大事  
ハイリスク患者のためのカード

あなたは,感染性心内膜炎(心臓の中の弁や,内膜に細菌などがつき,高熱や心不全,脳梗塞,脳出血などを起こす病気)をおこしやすい心臓病があります。 そこで
1歯を抜いたり,歯槽膿漏の切開などをしたりする場合には適切な予防が必要となります。必ず,主治医の歯科医にそのことを伝えて,適切な予防処置を受けてください。
2.歯槽膿漏や,歯の根まで進んでしまった虫歯などを放置しておくと感染性心内膜炎を引き起こしやすくなります。定期的に歯科医を受診して口腔内を診察してもらいまし ょう。
3.口腔内を清潔に保つために,歯ブラシや歯ぐきのケアを怠らないようにし,正しく歯科医の指導を受けてくださ い。
4.感染性心内膜炎を引き起こす可能性が示唆されている手技や手術があります.手技や手術を受ける前に,実施医に感染性心内膜炎になりやすいことを伝えてください。
5.高熱が出た場合,その熱の原因が特定できない場合や,すみやかに解熱しない場合には,安易に抗菌薬を内服してはいけません。その場合には,循環器科の主治医に相談してください。

   循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2007年度合同研究班報告)より

わが国では、歯周炎を放置している事例が多く ほんと、これをどうにかしないと…。

根の治療が終わっていても、年数が経っていると細菌感染が起きている可能性がありますので、やはり定期的に歯科へ行って診てもらうことをお勧めします。

今回、友人の件を通してまた新たに学び、ブログを通して皆様にお伝えすることができました。
虫歯や歯周病の予防をすることで、病気で苦しむ人を少しでも減らすことができれば素晴らしいなと考えております。

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