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2017年7月10日 (月)

日本臨床歯周病学会・第35回年次大会に行ってきました。後編

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お二人目は
村上伸也先生(天野先生と同じ大阪大学大学院歯学研究科の教授です。
テーマは「歯周病が治る」って、どういう意味? —「治る」と「再生する」を再考しよう—
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歯周病患者に対する治療結果の永続性をめざして
松井 徳雄先生(関西支部)
歯周病治療歯とインプラントの共存を考える
谷口 宏太先生(九州支部)
インプラントを有効に活用するために
石川 知弘先生(関東支部)
3名の歯科医師のご講話を拝聴いたしました。
谷口先生のお話の中で印象的だったのは、来院理由に「GTR法をしてほしい。」という患者さんがいたというお話です。
この方は重度の歯周病をなんとか治したくて、熱心に調べ、この再生療法ができる先生から治療を受けたいというものでした。
歯周基本治療と再生療法の成功で、重度の歯周病が見事に改善し、その状態を何年も保たれているという症例を紹介してくださいました。
「治したい」という強い気持ちがある方は、良い先生に巡り合うことで、進行した歯周病でも改善していくことがあるのです!
今回の年次大会に参加し、また更に得るものがありました。
新しい歯周組織再生材「リグロス」の可能性、歯周病の病因論から見た適切な対処方法、高齢化社会に向けての私たち歯科従事者の役割、等々。
学んだ知識をまた臨床で役立たせていきたいと思います。
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会場で紹介していた本を早速購入、勉強中です!


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