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2019年11月28日 (木)

咬合の世界はこんなにも奥深い

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2019年10月20日、丸茂義二先生の研修会に行って参りました。テーマは「禁断の扉が今、開かれる 〜見える顎位と顎機能の真実〜」

丸茂先生は日本歯科大学名誉教授で、顎関節治療の権威であり、噛み合わせと全身との関わりについて全国で広く講演活動をされています。

咬合の研修会は今回が初めてなので、新鮮な気持ちで参加させていただきました。当日会場を見渡すと、前回の研修会と同じくほとんどが歯科医師で、衛生士らしき人はぽつぽつという感じでした。

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今回、印象に残ったお話が沢山あります!

 

噛み合わせは歯だけの問題ではなく、食生活・健康状態・姿勢などの影響を受ける

  • 近代食(精白小麦・白砂糖・植物油・缶詰など)の多食は、虫歯・顎の変形・歯並びの乱れ・関節炎などを引き起こす。
  • 下顎と舌骨、舌骨と胸郭、胸郭股関節はそれぞれ相互に関係している。
  • 過蓋咬合は股関節と関係しているので、それを予防するためには大股でよく歩く。
  • 口腔機能を正常に保つためには、悪い生活習慣(足組み・ヒールの靴を履く等)で本来の骨盤の傾きを壊さないようにする。
  • コンピュータを見るとき、頭を前に出す姿勢は悪い顎位を作る。

子供の顎位は一生の咀嚼の土台を作る

  • 咀嚼に必要な筋骨格系を育てるのは2歳まで。筋骨格系がちゃんとしていると綺麗な歯列になる。
  • 手を挙げる、大きい声を出す、ハイハイをすることは胸郭の発育を促す。ハイハイの時期は長くて良い。
  • 吸啜(オッパイを飲むこと)は呼吸と舌圧に関係するため、急いで断乳しなくて良い。

オーラルフレイル(口の機能の衰え)に対して歯科医師・歯科衛生士は、総合的な視点をもって働きかける必要がある

  • 患者の習慣や食事内容を調査し教育しなくてはならない。

咬合の世界はこんなにも奥深いとは…!

これはもっと世の中の人が知らないといけないのではないか⁈全国の皆さんにも教えてあげた〜い!そう思いながら拝聴しておりました。ただ、なかなか奥が深過ぎて患者さんに伝えるのは難しいなぁとも思ってしまいました。何より私自身がもっと勉強しなければ…💦

総じて、口の中の状態と全身の状態はつながっていると感じた研修会でした。丸茂先生のエネルギッシュなご講話にも魅せられた一日となりました。

Img_5480-3お疲れさまでした~ 院長と奥様の歯科衛生士さんと♡

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コメント

こんにちは
ブログランキングからきました。
咬合の世界とても興味深いですね。
また私は虫歯になりやすい体質なので、歯には本当に気をつけています。
情報ありがとうございます。
またきますね。

コメントありがとうございます。
ちなみに、プラークがたまらない(虫歯になりにくい)食事は、魚類・海藻・植物の根、茎、葉、果実・貝・甲殻類など
と、この研修会で言っていましたよ!
では、ぜひまたいらしてくださいね。

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