8.その他

2015年9月23日 (水)

【祝】ブログランキング第1位

Img_1149

ブログを初めて約2年、人気ブログランキング・歯・口・喉の病気のランキングで初の第1位となりました。

これもひとえに応援してくださった皆様のおかげと感謝申し上げます。

アクセスカウンターも11万アクセスに達しました。
本当にありがとうございます。

ほんの少しでもお役に立てたかと思いますと無謀にもスタートして良かったな~と感じております。

これからも『歯周病を予防しようblog』をどうぞよろしくお願いいたします。
 

ファーストナビ歯科衛生士 「歯科衛生士が見るべきブログはコレ!!」と歯周病を予防しようblogが紹介されました。歯科衛生士求人、業界トップシェア


人気ブログランキングへ

2015年4月27日 (月)

アドバンスクリニック横浜に行ってきました②

Yn160326430i9a7076_tp_v

アドバンスクリニック横浜に行ってきました①

アドバンスクリニック横浜に予約の電話を入れたのが2014年7月、予約がとれたのが2015年の4月。なんと9ヶ月待ちの初診予約でした。

キャンセルしようか迷いましたが、思いきって行ってみることにしました。

からだのどこかにがんがあるかのチェック、そして普段飲んでいる薬やサプリメントがからだに合っているかのチェックもしてくれるそうなので、いくつかの薬とサプリメントをラップに包んで持参しました。

待合室には5〜6組のご家族がいました。私の番になり診察室へ。

Profile_3

問診表に沿って先生とお話しした後、「O-リングテスト」での検査です。本で読んで知ってはいましたが初体験です。

「体中のがんと子宮のヒトパピローマウィルス、胃のピロリ菌の検査もしておきますね」とおっしゃりスタート。ちょっと緊張。

女性のメディエーターが、金属製の細長い棒で各臓器をチェックしていきます。触れられている感じは全くなく、もちろん痛みも何もありません。

  • まずはがん検診→「からだのどこにもがんはありません」
  • 子宮と胃の検査→「ウィルス、菌はいません」
  • 薬とサプリ検査→「全てからだに合っています、問題ありません」

全ての検査を終え、先生から「健康そのものです」と言われ、何はともあれホッとしました。「半年に1回くらい検査をすればいいでしょう」ということでした。

先生は優しく話しやすい感じの方でした。叔父の話をすると、予約の日が遠かったことのお詫びの言葉をかけてくださいました。

Flob6b02

今や日本人の2人に1人がかかるといわれるがん。

  • ある日突然宣告される。
  • 発見されたときにはかなり進行している場合が多い。
  • 原因がはっきりとわかっていない。
  • 治療法も確立されているとはいえない。

考えるととても不安な気持ちにさせられます。

今回、アドバンスクリニックに行って、心のどこかにある不安を取ってもらえたようで、なんだか気が楽になりました。受診の前はとても不安でしたが、終わってみると「あー思いきって受診して良かったな」と思いました。

実際にマイクロ波による治療の効果がどれほどのものなのかはわかりませんでしたが、通院されている方々のお顔が明るかったのが印象的でした。

 

がん治療に苦痛と絶望はいらない 余命2カ月を完治に導くがん活性消滅療法/前田華郎【3000円以上送料無料】

価格:1,430円
(2022/3/12 17:15時点)
感想(0件)


病気・症状 ブログランキングへ


アドバンスクリニック横浜HPより

がん活性消滅療法は、前田華郎氏が自らのがんを克服する過程でたどり着いた全く新しいがんの治療法です。

副作用や痛みのない「マイクロ波」を照射してがんを消滅させるこの療法で、手術・抗がん剤・放射線の三大療法が見放した患者の命を救い、その治癒率は7割に達し、末期がんであっても50%の治癒率を維持しています。

医学博士で外科医である前田氏は、東京女子医大教授時代に前立腺がんと診断され、既存の医療に頼らない治療法の模索を始めます。

その過程で「マイクロ波」の威力を知り、また微小ながんも見逃さない「共鳴反応検査」を取り入れた「がん活性消滅療法」を確立します。

今、患者からの口コミで、三大療法の限界を知ったがんの専門医の注目を集め、この療法が広まりつつあるのです。

2015年4月25日 (土)

アドバンスクリニック横浜に行ってきました①

Yn160326530i9a7097_tp_v

私の叔父(63才)にがんが見つかったのは昨年の6月。黄疸が出て検査をしたところ、胆管とすい臓にがんがありました。

母の弟で優しい叔父さんを私たちはちゃん付けで呼んでいます。 どうしても助かってほしくて(…というのは、胆管・すい臓がんは、がんの中でも特に治療が難しいということを知ったからです)がんに関する情報を毎日インターネットで調べ、本を何冊も読みました。

『ゲルソン療法』、『サイモントン療法』、『ガン勝利者25人の証言』、『がんが自然に消えてゆくセルフケア』、『今あるガンが消えてゆく食事』、『ガンは5年以内に日本から消える!』、『究極の癌治療』、『幸せはガンがくれた』、『絶望を希望に変えるがん治療』etc.

その中で、これは!と思ったのが、アドバンスクリニックの院長、前田華郎先生が書いた 『がん治療に苦痛と絶望はいらない』でした。

Drmaeda2jpg_3

ぐずぐずしてはいられない!と早速予約の電話をしたところ、「ご本人からのお申し込みでないと受けられません」とのこと。

…ん…困った!本人は、渡した本もまだ読んでなさそうだし、「行く」とも言っていないし、どうしよう…?と思っていたら、「健康な人のメディカルチェックもしています」とのこと。

ということで、私自身の予約を入れておくことにしたんです。その日が来たら私の変わりに叔父に受診してもらおう!と。

しかし、7月に入院した叔父は、手術もできない状態までがんが広がっていて、その1ヵ月後に旅立ってしまいました。 まだ若く、やりたいことが沢山あったでしょうに…

私は涙が止まりませんでした。

 

アドバンスクリニック横浜に行ってきました②へつづく

 

 

2015年3月10日 (火)

『恍惚の人』より

Photo_3

新聞のコラムで紹介されていた有吉佐和子さんの小説『恍惚の人』を最近読みました。

その中で主人公(認知症の義父を介護する主婦)の夫の治療談が、歯科での苦悩を物語っているのです。

小説の中でここまで歯科治療について書かれているのはめずらしかったので紹介させていただきますね。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
本文より

 キキキキキ―ッと耳の奥から脳に響くような不愉快な音をたてて、機械の先端は信利の奥歯を穿っていた。

大きな口を開けたまま信利は幾度も歯医者の前でのけぞり、呻き、溜息をついた。

よだれが絶間なく舌の下から湧き出るが、口の中に突っこんである別の機械が、それを間断なく吸い出している。

文明が発達しすぎて公害の時代に入っているのに、歯科医学だけは戦前と少しも変わらずにこんなことばかりしているのかと、信利は腹立たしくなっていた。
この三年間に幾度この診療所に来ただろう。

会社の中の同じ建物にある診療所だから、時間のロスは最低限に押えてはいるものの、しかし毎度来ては歯を一本一本削り、虫歯を除き、金を詰め、金を詰めても何年かすれば隙間からまた虫喰いが始まり、あの我慢のならない神経の網目を走るような痛みが起こる。

そんなことの繰返しが、これからも何年続くというのだろうか。

治療が終わったとき、信利は情けなさそうな顔をしながら訊いた。

「先生、歯というのは遺伝ですか」

「遺伝もありますが、どうしてですか」

「親爺が歯では苦労してたのを思い出したんですよ。総入歯になったのも早かったようでした」

土曜日で半日だけの、信利が最後の患者だったので、歯医者は早く白衣を脱ぎたいらしく、ぴしゃりと言った。

「総入歯は簡単ですよ。抜歯すればいいだけで治療の必要はないですからね。私は総入歯にしたくないと思うから手間ひまかけてやっているんです」
 総入歯にしたものは、すぐに後悔する。

歯にある神経はできるだけ殺さない方がいい。

神経を抜くと、歯はもろくなって欠け易く、虫喰いも早く進んで総入歯への道を特急で走ることになる―というのがこの歯医者の信条なのであった。

信利が痛みに耐えきれないから、いっそ抜いてほしいと懇願しても、彼は頑として聞き入れない。

総入歯ほど不愉快なものはないと、信利の上司たち経験者も口を揃えて言うから、仕方なく歯医者の方針通りの治療は続けているものの、いつも診療所を出るとき信利は浮かない顔になった。

「親爺も歯性が悪かったから仕方がないですかな」

「いや、誰でも損んでくる所なんですよ、歯というものは、そういうものです

歯医者は信利の愚痴を封じるように言って少し笑った。

それはまるで、誰でも信利の年齢になればそうなるのだと宣言したようで、信利には気にいらなかった。

子供の頃から歯の痛みというものは、あまり知らずに過ごしてきて、こんなに歯医者の椅子にちょくちょく座るようになったのは、ここ三、四年くらい―いや、十年ぐらい前から始まっていただろうか。

戦争中の無理な生活や、戦後抑留されてからの食生活の窮乏などが、今になって歯に現れているのだ、と信利は思おうとしていた。

それと、やはり遺伝はあるに違いない。

物心づいてから信利の知る限り彼の父親は、相手が妻であれ子であれ、胃腸の不調と歯の具合悪さを訴えなかったことはなかった。

若い頃には、そういう親に反撥を覚えるばかりで、母親も病弱の父親一人の面倒を見るのが精一杯だったから、一人息子に生まれた信利は過保護になるところを免れ、体質的に母親のほうに似たせいか丈夫一方で生きてきていた。

戦後の日本でも生き抜いてきたのは、第一に体力があったからだと言っていい。

 

それが、ここへきて急に、まず歯が続けざまに具合が悪くなってきている。

俺も行末は親爺のようになるのかと信利はその日の残業に片頬を押えながら、時どき考えこんだ。

茂造は気難しくて、歯医者だけでも何軒変えたか分からない。

そのたびに喧嘩をし、総入歯を何度となく作り直し、それが具合が悪いとすぐまた歯医者を変え、揚句の果ては遂に材料と道具類を買いこんできて自分で入歯を作り出した。

何度も何度も作ってもらっているうちに、やり方は見覚えてしまったのだろう。

「次長、歯が痛むんですか」

信利のデスクの前に一人の青年が立っていて、こう話しかけてきた。

「そうなんだよ、まったく憂鬱さ、君などは若いからこの苦しみは分らんだろうがね」
「いや僕は子供の頃にひどい目にあいましたから、それ以来ずっと食後は必ず歯を磨いているんです」

「本当かね、それは手廻しのよいことだな」

信利は社歴三、四年になる若者の、輝くように白い前歯を眩しく見上げた。

「しかし今から食後は必ず歯を磨くという習慣を持っていたら、僕のようになってから違うだろうな。お母さんがよほど厳しかったのかね」

「いや、僕らのクラスじゃ大半がそういう習慣でした。小学校の給食のあと必ず歯を磨かせられたので癖になったのかもしれません」

「それは、いいねえ」

信利は感嘆し、息子の敏にもそういう習慣があるかどうかと思いながら、

「いやあ、歯というものは君、若い頃には想像もつかないものなんだよ、頭痛や腹痛のようにはいかない。癒ってさっぱりということがないからね。しかも次々と新しく故障が起きてくる。かなわないよ。」

有吉佐和子『恍惚の人』
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

いかがですか?すごいですよね。
私が小・中学校のころ通っていた歯医者さんはみんなこんな感じでしたョ 

この頃に予防歯科や歯周病治療をされていた一部の先生は、歯科医として先駆的な存在なのです。  

そんな方はたぶん1割にも満たなかったでしょうね

で、この本に登場する歯科医は、虫歯になるのは仕方がない、年をとれば誰でも悪くなるもんだって言ってしまってるんですよね。

「誰でも損んでくる所なんですよ、歯というものは、そういうものです」と。

神経を抜くと、歯はもろくなって欠け易く、虫喰いも早く進んでしまうことを説明されているのは良心的な先生だと思います!

それにしても彼の口からは、歯周病(昔の呼び名で歯槽膿漏)の話が全くでてこなかったな~。

でも最後に食後の歯磨きの習慣の話が出てきたのにはほっとしました。 

『恍惚の人』は認知症を知るのにとても良い小説だと思います。
誰もが直面する「老い」という課題を取り上げていて、自分や家族の未来を考えさせられる一冊でした。読み物として、とてもおもしろかったですよ。是非ご一読を。

2015年1月 1日 (木)

油面のフレンチレストラン…☆

先日はいつものママ友とのランチ会、それぞれの自宅から徒歩5分くらいと近場で、
油面小学校の近くのレストラン・アヴリーヌさんに行きました。

お二人は子供達が小学校1年生からのお付き合いなので、かれこれ14年になるのかな♪ 内一人は偶然にも同じ歯科衛生士なんですよ!

この日はお魚メニューをオーダー(シェフのお任せ料理です♪)運ばれてきたのはお魚のテリーヌサーモン巻きリゾット添え

Img_0138

とっても美味しくいただきました。
デザートは大好きなブラマンジェベリーのソースでこれまた絶品でしたよ。
美味しい自家製パンとエスプレッソコーヒーもいただきました。

12時に伺い3時ごろ「あの~そろそろ…」と言われ、まだまだしゃべり足りない私たちは2軒目へ。これまた近場のおしゃれなカフェKUNIMA  COFFEEへ。

ここは最近オープンした本格コーヒーのお店で、私はコスタリカコーヒーをいただきました。おいし~ヽ(´▽`)/
長居をしたのにりんごまでサービスで出してくださいました。ここも超落ち着きます。
さらに2時間ほどおしゃべりして「またね~♪」といって帰宅しました。

それでは近場のおいしいお店をそのうちまたご紹介しますね
「歯のお話」が中心ですが、たまにはね。

今年も素敵な一年になりますように ○o。+..:*○o。+..:*○o。+..:*
0504350x262_4
Photo_3


人気ブログランキング

2014年6月20日 (金)

「下肢静脈瘤」 手術体験記②

Preventvaricoseveins

手術を終え、迎えに来てくれるはずの夫がなかなか来ません。

私は、「大崎のハートクリニックだよ」と告げていました。が、なんと、大崎には「ハートクリニック」が他にもあったんです! 携帯も自宅に忘れてきました。

紛らわしくも、南淵先生の「大崎病院ハートセンター」の 新聞記事も切り抜きテーブルに置いてありました。まったく、どこへ迎えに行けばよいやら

『ハート』=『心臓』=『循環器』の病院ってことなんですねー (゚ー゚;

駅をはさんで反対側の「大崎ハートクリニック」に行ってしまった夫は、夕方の渋滞時大変な思いをして迎えに来てくれました。ごめんなさい (^-^; 

麻酔が切れかかったころ少し痛みはありましたが、翌日からはなんとなく歩け、階段も上り下りでき、約2週間程で完全復活いたしました。

手術は受けて綺麗になって本当によかったです。

「弾性ストッキング」というかなりきつめのストッキングを2ヶ月程穿くことになるのですが、 初めは苦手だったそれが、慣れると心地よく結構気に入ってしまいました。

1足3000円~5000円とストッキングとしては高いのですが、丈夫で伝線しないのです。
穿くと足がキュッとして細く見え、気持ちいいんですよ。

「下肢静脈瘤」の予防にもなるようなので、気になる方は試してみてください。

下肢静脈瘤の原因は、遺伝や、立ち仕事、座りっぱなし 、あるいは老化現象だそうで…

私の場合は。。。ん~~老化現象かな~。(^-^;

また1ついい(?)経験をいたしました。   

 

 

 
 


人気ブログランキングへ

 

「下肢静脈瘤」 手術体験記①

Varicoseveinprevention

さて、手術当日。「大伏在静脈」のエンドレーザー手術開始です。

まず処置をする血管にマジックで印をつけます。
足を消毒し麻酔します。歯科で使う局所麻酔液と一緒でした。

この麻酔がいちばん痛かったです。静脈に沿って何ヶ所もうっていくんです。
血管をレーザーで焼くので、冷やした生理食塩水も同時に注入されました。


細いレーザーを太ももの付け根まで挿入し、 それを引き抜きながら静脈を焼いていきます。 痛みはありませんが、焼ける匂いがします。

ひざ付近の内ももで蛇行した静脈部分は、 レーザーが通らないので4ヶ所をメスで切開して、静脈を引っぱっては切り引っぱっては切りしていました。

「歯科衛生士さんだから傷口小さくしておくね~」とおっしゃりいつもより小さい傷で処置をしてくださいました。

約3ミリの傷口が4ヶ所、丁寧に縫合されて包帯を巻き、約3時間で全て終わりました。

ありがとうございました。m(_ _)m

術中、私はずっとその様子を見ていました。
先生も実況しながら手術をしてくれます。

お土産に切り取った静脈をいただいて帰りましたヨ。
夫と息子に見せようとしたら、いやがっていました。(笑)

先生は「僕も静脈瘤あるんだよね~手術しようかな~」っておっしゃってました。
とても気さくで手術も上手でいい先生でしたよ!

 

「下肢静脈瘤」手術体験記② へ                          

「下肢静脈瘤」発見!

Greenlaundry

「どうしたの~足、血管が盛り上がっているよ!」夫の驚く声がしました。「えっ何本当だ!何これ~

なんと右足ひざ内側の血管がボコボコ膨れているではありませんか!

すぐに調べてみると、この血管の膨れは、どうも「下肢静脈瘤」のようです。

さっそく何軒かの病院をリストアップし、口コミで良さそうなクリニック に行くことにしました。

診察していただくとやはり「下肢静脈瘤」とのことです。

でも先生は、「まだ手術をするほどでもない。もう少し様子を見てもいいのでは。」というので、とりあえずそのまま様子を見ることにいたしました。

その時の血管の膨れ部分は約10センチ程で、特に痛くも痒くもだるくもなかったので、先生がそういうのならと、気にせず一年が経ちました。

Photo

久しぶりに内ももを見ると、なんだか血管の腫れの範囲が広がってきたような。。。
さらに、色も悪く、紫色になってきたような気がしたのです。
「これ以上、この血管のボコボコとしたのが広がっていくのはイヤだ 

私はその日のうちに電話をして、数日後クリニックを訪れました。

先生は「ん~、そうだね。ちょっと大きくなったかな~。」「どうする?オペする?」と。

「はい、します! お願いします!」ということで、ようやく手術をする運びとなったのです。

下肢静脈瘤とは、下肢(ふくらはぎすね)に血管がボコボコ膨れていたり、
浮き出て見えるもので、血液の逆流を防ぐ弁が正しく閉じなくなり、
血液が逆流することによって起こる病気です。 

                                つづく

「下肢静脈瘤」手術体験記①

 

 

 

 

2014年2月14日 (金)

結婚式 …☆…

Tsu16022816_tp_v

同僚の歯科衛生士YUUちゃんの結婚式に行ってきました

とっても綺麗な花嫁さんで、湘南の海をバックにとっても素敵な結婚式でしたよ。

お幸せそうなお二人を見て、私もすご~く幸せな気分になりました o(*^▽^*)o

 

Photo

どうぞ末永くお幸せに

 

2014年2月 4日 (火)

素敵な先生たち Part2

Ame_4533j0a2619_tp_v

目黒区歯科医師会主催の下野正基先生の講演会に行ってきました。
(2014.1.29 日歯会館 目黒区にて…自宅から自転車で5分位の場所です。)

演題は「治癒の病理―臨床の疑問に基礎が答える」です。

講師の下野先生は東京歯科大学の病理学の名誉教授で、著書も多数出版されている著名な先生です。

病理学というと何か難しそうなイメージがありましたが、講演の内容はとても興味深く、先生の歯科医療に対する情熱がひしひしと感じられ、いつまでも聞いていたいと思うほどで2時間があっという間に過ぎました。

内容は主に歯周治療後の理想的な治癒形態ということで上皮性付着SRPや歯周外科後に生じる付着で、歯根面と歯肉内面がくっついている状態)を病理学的に説明してくださいました。
以前はそれ(上皮性付着)は緩やかな付着と考えられ、望ましくない治癒形態であると考えられていました。
しかし、これは結構強固な付着であり、さらに結合組織性付着に置き換わることもあるということがわかったそうです。
(結合組織性付着とは、歯根膜繊維で歯根面と歯槽骨とを強固に結び付けている状態のこと。)

実験では「長い付着上皮による上皮性付着は、安定した治癒形態である。」という結論が導き出されたのです。

そうなると、歯周基本治療をまかされる歯科衛生士の役割はとても重要なものとなります。
歯周外科処置に移行せず、歯周組織を安定した状態に導くことができるのは歯科衛生士の努力にかかっいているのです。

歯科衛生士の努力とは、患者さんとの信頼関係を築き、ブラッシング指導とその動機づけの確立、SRPの技術、継続したメインテナンス等々。
もちろん患者さんの努力にもかかっていますけどね。

私も以前はスケーリング、ルートプレーニングSRPを行う患者さんに対してこんなことを言っていました。
「歯石を取った後の歯根面と健康になった歯周ポケット内面がくっつこうとします。しかし、それは元の歯根膜繊維での硬い結合ではなく、ガラスにかたつむりがくっついたような付着なので、磨けていなかったり、歯ぎしりや食いしばりが強かったりすると剥がれてしまうこともあります。」なんていう説明をしていました。)
今はそこまで詳しくお話していませんが…。(聞かれたら答えようかな~なんて。)
でも、これからもし患者さんが質問してくださったら、下野先生のお話を頭に入れ、きちんと説明し共に歯周治療を頑張っていきましょうとお伝えするつもりです。

その会場には歯根破切治療(折れた歯根を治療する。普通は歯根が折れると抜歯になる。)のスペシャリストで、自由が丘で開業されている眞坂先生という方がいらっしゃいました。
接着治療のパイオニア→眞坂歯科医院

その眞坂先生の4METAレジン((スーパーボンド):強力な接着剤)を使用した歯周外科パック(歯周外科治療をした後の歯と歯茎との固定)応用の実験結果を紹介してくださいました。

先生は歯周治療成功の鍵は歯と歯肉との密封性ではないか?とお考えになりました。
結果は……歯周外科の縫合に4METAレジンを応用すると、創面の完全な封鎖が得られることが実験で確かめられたのでした。実験をされたのは下野先生です!

眞坂先生の臨床の場において、いつも何かいい方法はないか?もっと優れた方法はないか?と追求されるその姿勢にとても尊敬をいたしました。
私は歯科衛生士として歯周病予防に対し、これからもっと努力していかなければと気持ちを新たにしました。


下野先生は趣味で山登りをされていることなどもスライドで紹介してくださいました。
その一枚に山に咲く広大な色とりどりの花々の写真があり、とても綺麗で素敵な風景が印象的でした。
山登りなどめったにしない(学校の遠足のみ、それも大昔)私にとって、私もいつか山登りがしたいと思わせてくれる一枚でした。

65歳まで年に5回も山登りをされていたそうで、今でもとても若々しく溌剌としてらっしゃり、
これからのご活躍をますます期待させていただきたい、もっといろいろなことを教えていただきたいと心から思いました。

 


人気ブログランキングへ

フォト

記事一覧

関連ブログ

無料ブログはココログ