3.歯磨き・ブラッシング

2015年4月15日 (水)

FLOSS OR DIE― フロス オア ダイ

Flossordie

“FLOSS OR DIE” 1997年にアメリカ歯周病学会(AAP)が発表した歯周病予防キャンペーンのスローガンです。

日本語にすると“フロスか死か”

意味は、“フロスをしますか?それとも死にますか”ですが、もう少しわかりやすくすると「フロスをしないで歯周病になって、それが原因で病気になり死んでしまってもいいのですか?」ということなのです。

歯周病は今ではさまざまな全身の病気を引き起こすことがわかってきました。

歯周病がリスクファクターになる主な全身疾患として、糖尿病、冠状動脈系心疾患、骨粗しょう症、低体重児出産などがあります。

中でも冠状動脈系心疾患の狭心症心筋梗塞は、突然死を招くことから、アメリカ歯周病学会がFLOSS OR DIEというスローガンを発表し、歯周病予防への関心を高めてもらおうとしたのです。

Heartdisease

 

アメリカでは心疾患が死亡原因の第1位を占めています。

日本はというと、1位-がん、2位-心疾患、3位-肺炎、4位-脳血管疾患(2014年)。やはり日本人ももっと関心を持つべきですね。

テレビなどでもこれらの病気の予防として、生活習慣、特に喫煙や食事や運動についてはいろいろ取り上げられ関心が高まっていますが「フロスをしましょう!」という話題はあまり聞きませんよね (^-^;

私の周りにも“Floss or Die”を知らないという人ばかりでした。

Floss  

今から200年も前からフロスの必要性を訴えていた方がいます。

虫歯や歯周病が発生しやすい歯間部や隣接面は歯ブラシではきれいにならない。フロスが一番重要であると訴えていた方がいます。

歯科の先進国である北欧やアメリカではフロスをするのはあたりまえ。今や世界の常識なのです!

予防のプロである歯科衛生士のあいだでは、食後のフロスは常識ですが歯科医師のあいだでは、まだまだそれほどではありませんョ。フロスしていない先生って案外多いのです 

私は出かける時、歯ブラシは持ち歩かなくても、フロスはいつもバッグにしのばせてあります。

私のバッグに入っている一番小さいお気に入りのフロス

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2015年2月 6日 (金)

フロスの元祖、パームリー先生

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使いやすいフロスを開発し、フロスの重要性を伝えてくれたのはバス先生でした。
ですがその150年も前に、同じように歯間部の清掃の大切さに気づき、
人々にフロスを熱心に勧めたパームリー先生という人がいたのです。

レビ・スピア・パームリーは臨床医として診療を始めたころ、彼のところを訪れるほとんどの患者の口腔衛生状態が非常に悪いことに気づきました。
当時、歯ブラシや歯磨材はとても高価なため、人々は先の尖った道具で汚れを取り、食塩や炭などを水に浸した布につけ歯の表面を擦っていました。

1815年、まだ25歳の若き臨床家であったパームリーは、ワックスを浸み込ませた絹糸で歯間部をフロスすることを患者に勧めていました。

彼は予防としての口腔衛生に非常に強い信念を持っており、1819年にはこの分野においては初めての著書となる
「A Practical Guide to the management of Teeth
: comprising the discovery of the origin of caries or decay of the Teeth 」を出版します。 (引用)
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日本語にすると『歯の健康管理のための実践ガイド:虫歯や歯周病の原因も明らかに!』(といった感じでしょうか!)
パームリー先生は予防歯科のスペシャリストだったんですね。
(歯科衛生士学校じゃ全く教えてくれませんでした。(;-ω-)ノ

 

パームリーは正しい口腔衛生状態を保つための3つの道具として歯ブラシ、歯磨材、フロスを挙げています。
そして、ワックスつきの絹糸は歯と歯の間の隙間を通り、歯ブラシでは除去できない炎症の原因となる汚れを優しく取り除くことができるとして、この3つの中で最も有効であると著しています。
  
「モリムラ」クリニカル:M リポート新聞より
 
  
1930s_johnson_johnson_dental_flos_2 
 
 

1815年
     
歯と歯の間をフロッシングすることは、世界中のどんな歯ブラシや歯磨き粉より
疾患の予防につながる

                    レヴィ・スピア・パームリー

 
 
 いかがですか、フロスを使いたくなってきたでしょうか?
 
フロッシングは難しい、めんどくさい、となかなかスムーズには受け入れてもらえませが、実際に通してみてプラークが取れスッキリする感覚を覚えると皆さんやめられなくなります!
 
まだ日々のホームケアにフロスを取り入れていない方は、是非取り入れてみてください。
 
バス先生のように100歳まで自分の歯で、おいしくお食事をしていただきたいと思います
 
 
 

私のおすすめフロス 私もこれを使っています!

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バス法のバス先生

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Charles C. Bass (1875–1975)

歯科衛生士向けの冊子「タフトくらぶ」(オーラルケア発行)に素敵な記事が載っていまた。そこで紹介されているショートムービーがこれまた素敵なんです。
題は『本当の歯周病予防を求めて―隠されたフロスの秘密―』
私も全然知らなかった予防歯科に情熱をかけた先生たち、パームリー先生やバス先生のお話です。

今から200年前アメリカの歯科医師Drレヴィ・スピア・パームリーは、歯間部を絹糸で清掃することを推奨されました。

 

↑この動画は本当にいいです見る価値大ですよ

 

1815年

歯と歯の間をフロッシングすることは、世界中のどんな歯ブラシや歯磨き粉より
疾患の予防につながる。
                    レヴィ・スピア・パームリー

その150年後に登場するのは、アメリカの病理学者チャールズ・C・バス先生。腸チフスとマラリアの違いを判定する方法を発見したことで有名。

まずは歯科医師でなかったことにビックリ!

 

バス先生、なんと歯科医師の指示通りにブラッシングしていたにもかかわらずご自身が歯周病でくるしんでいたのだそうです。
そこで病理学者は原因をつきとめます。

口腔細菌は単独で害を及ぼすのではなく、プラーク中にあってはじめて虫歯や歯周病を引き起こす原因になることを発見しました。
バス先生は過去のブラッシング法をすべて研究されたのです。
その結果、虫歯や歯周病が最も発生しやすい歯間乳頭部や隣接面は、歯ブラシではきれいにできないことを突き止めました。
これを医学会で発表します。

  

1947年

予防・口腔内のコントロールのためには、歯ブラシとフロスで
すべての葉の表面からプラークを除去する必要がある。
フロスが基本的な道具であり、歯ブラシはそれに付随するものである。
チャールズ・キャセディー・バス

そうです、バス法で有名なバス先生は、実はフロスの重要性を訴えていた方だったんです!(これ、ほんと全然知りませんでした!)

ところがDrバスが歯科医師でなく病理学者であったことと、当時、虫歯予防として推奨されていたフッ化物の添加に否定的だったことを理由に、この訴えを完全に無視、非難さえしたのでした。

こうして“本当のバス法”(フロスを使う)が埋もれてしまったのだそうです。

しかしバス先生は自分の研究を信じ、ひとりフロスを実践され、
生涯自分の歯を残し100歳まで生きられたのでした。ブラボーヽ(´▽`)/

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デンタルフロスは第二次世界大戦までは、あまり一般的ではありませんでした。
しかし、大戦中バス先生によって今までの絹製でなく、使いやすいナイロン製のフロスが発明されたため、大戦後には歯を清潔に保つためにフロスを用いることの重要性が示され一般に使用されることになりました。

バス法とは。。。
歯ブラシの毛先を歯と歯ぐきの境目に斜め45度に当てて、小刻みに振動させる方法です。
歯ぐきが腫れている方にはとても効果的な方法です。
しかし、毛先を歯肉溝に入れるのでちょっと難しい方法なんです。
経験上、上手く毛先が当たっていない方や、プラークの取り残しが多いと感じることがあり、また、歯ブラシの硬さや力加減も重要で、下手をすると歯ぐきを下げてしまうので、私はバス法はほとんど指導に取り入れていません。

主にスクラッビング法と毛先磨き(歯ブラシのつま先、かかと、わきを使い分ける)を指導しています。
正しい歯の磨き方 No.2 でも紹介しましたが、私は、まずはじめに、つまようじ法や歯間ブラシ&フロスで歯間部のプラークを除去することをお勧めしています。
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それにしてもこんな大事な発表を無視するなんて、歯科界はなんと愚かなんでしょうね。
やはり昔も今も、虫歯や歯周病がなくなっては困るからなんでしょうか。
医学界も似たようなものですね。
少数派の良心的な先生は人々の健康を維持増進しようと予防医学を教えてくれます。
でもほとんどの先生は対処療法しかしてくれませんね。
健康は自ら学び選ぶ目を持つことが大切なのでしょうね。

バス先生これまで“本当のバス法”のこと知りませんでした。
ゴメンナサイm(_ _)m でもこれからは、先生の想いをしっかり患者さんに伝えていきますからね。

「タフトくらぶ」のこの素敵な記事を書いてくださった方、ムービーを作ってくださった方々、本当にありがとうございました。

おすすめフロスです!

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2013年11月11日 (月)

オーバーブラッシング:大事な歯磨きの力加減の話(その2)

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歯を磨く際、力を入れすぎてしまう方は大勢います。
とにかく硬めのハブラシを好み、歯に押し付けるようにしてゴシゴシと磨かれるんですね。

皆さん一様に「力を入れないと磨いた気がしない。」と言われます。
特にまじめで綺麗好きな方に多いように思われます。

そのような磨き方を続けていると歯肉退縮といって、歯ぐきが下がり歯根部分が出てきてしまうんです。

ハブラシ圧が強すぎると歯ぐきに傷を作り、出血したり痛みがでることもあります。

気づかぬうちに症状は進み、とても磨きづらい複雑な歯ぐき形態なってしまうんですね。

これを歯科ではオーバーブラッシングといいます。

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↑歯ぐきがさがってしまい、歯根が出ている様子

歯ぐき歯を支える骨の関係は、解剖学的、生物学的に一定の距離を保ちます。
(生物学的幅径…Biologic width)

前歯―差し歯をご覧ください

歯ぐきが下がると、それに伴い歯を支える骨も下がってしまうことになります。すなわち磨きすぎで歯ぐきが下がるのは、骨が下がることにつながるのですね。

歯を支える骨が下がるというのは歯周病の症状の一つですよ。

オーバーブラッシングで下がった場合、細菌感染は無いため歯みがきで血が出る、膿が出るなどの歯周病特有の不快な症状は起こりません。(傷での出血はあり、ピリッとした痛みなどはある。)

自分の奥歯を鏡でまじまじと見る人は少ないので、おもいきり歯ぐきが下がっているのも全く知らないでいるというケースがほとんどですね。

奥歯(大臼歯)では頬っぺた側の歯ぐきが5mm以上も下がり、歯根の股の部分が出てきてしまっている人も多くみかけます。

歯周病でもないのに根分岐部病変の状態を作ってしまっているのですね。

根分岐部病変の話をご覧ください。

 

一度下がってしまった歯ぐきは年数が経っていればもう元には戻らないので本当にもったいないことだと思います。

日本人は、特に女性は歯ぐきや顎の骨が薄い人が多いので、ハブラシ圧が強すぎると歯ぐきが退縮しやすいので注意していただきたいと思うのです。

根面被覆術といって外科手術により別の部位(主に上あご)の組織を摂って移植する方法もあるのですが、保険外治療であり、それなりに高度な治療なので費用もかかります。

骨が下がってしまった理由は、以前の歯周病の痕のこともあります。

歯ぎしりや食いしばり、咬合性外傷、オーバーブラッシングによるものが合わさってのことかもしれません。

歯周病の原因は大概1つではないので、これらが一緒になると骨吸収もより進んでいくと思われます。

歯肉退縮をもたらすオーバーブラッシングは、早めの歯ぐきのチェックとハブラシ圧の確認が必要です。

クリーニング希望で来院されるか、治療の際その前後に、歯ぐきの下がり具合をチェックしてもらい、ハブラシ圧も確認してもらうといいと思いますよ。

大事な、歯みがきの力加減の話 をご覧ください。

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↑ 健康で綺麗な歯ぐき 

忙しい歯医者さんなどは、ただ「しっかり磨いてください。」などと言うだけの場合もあります。

しっかり強くと勘違いされて磨かれている方もいますので、指導する方も注意が必要ですね。歯科医が言う「しっかり」は、強くではなく丁寧にと言う意味なのです。

すでに歯ぐきが下がってしまった方は、ブラッシングの際はバス法などハブラシの毛先を
歯ぐきの方へ向けるのではなく、垂直に当てるスクラッビング法、又はローリング法、又は1歯づつの縦磨きなどで力加減はやさしくを心がけます。

歯間ブラシも速いスピードで動かすのでなく、ゆっくり丁寧に動かしてください。

 

01sishubyo02 左:スクラッビング法 | 中:バス法 | 右:ローリング法   

歯ぐきは下がってしまってからでは遅いので、健康な歯ぐきのうちに適度な力加減で磨くということを身につけておくのがなによりです。

 

 

 

 

 

 

 

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2013年10月 6日 (日)

食後の歯磨きのタイミング


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本当はどっち?歯を磨くタイミング!

これまで「食後はなるべく早く歯を磨いた方が虫歯予防には良い」と言われてきました。

しかし2年程前にTVで紹介されていたのは、それとは全く逆で「食後すぐに歯を磨いてはいけない」というものでした

  • 食事には、酸性のものが多く含まれている。
  • 象牙質は酸に弱く、食事の直後は「軟らかく」なっている。
  • そこを歯ブラシでゴシゴシこすると、削れてしまう可能性がある。
  • 食後少し時間をおくと、唾液が酸を中和し、象牙質はカルシウムを供給され硬さを取り戻す。目安はおよそ1時間。

このように言われると「なるほど~!」と思わずにいられません。

果たしてこれは本当でしょうか?


その答えは、実は「場合による」のです。

人それぞれ口の中の環境は違います。大きく分けて4タイプあります。

1.虫歯(カリエス)リスクの高い人
2.歯周病リスクの高い人
3.両方のリスクが高い人
4.両方のリスクが低い人    

これらは、歯の質、唾液の質と量、生活習慣(食習慣やブラッシング習慣)、健康状態などにより決まります。

それぞれのタイプの歯磨きのタイミングは?

1. カリエスリスクの高い人

カリエスリスクの高い人とは、虫歯(初期虫歯も含む)がたくさんある人、またはすでに治療をした歯がたくさんある人のことです。

虫歯の多さは、唾液の量や性質が優れていないことによる結果であると充分に考えられるのです。

そのような口の環境で30分間ブラッシングしないと歯は脱灰されるままになり、唾液による再石灰化もままならないとなると、新しい虫歯や二次カリエスが増えてしまうことが心配されます。(脱灰・再石灰化については下記参照)

ですので、カリエスリスクの高い人は、食後は洗口や水を飲むことにより口の中を早めに中性に戻してあげて、フロスなどで歯と歯の間のお掃除をし、歯磨き粉をつけずにやさしくブラッシングをされると良いでしょう。

強い力でゴシゴシ磨かなくても1日以内ならばプラークは落とせますよ。

2. 歯周病のリスクが高い人

虫歯の少ない人でしたら、歯磨きは食事から30分後でも1時間後でもいいと思います。

歯周病予防には、少なくとも1日1回は丁寧なブラッシングを行うことが重要です。

ただし、朝と夜の2回は歯磨きをされることをおすすめします。

起床時は、一番お口の中の細菌数が多い状態です。就寝中は唾液がほとんど出ないので細菌が増えやすいのです。

なので就寝前、細菌が増殖する元となるプラークをできるだけ少なくしておきたいのです。

3. 虫歯、歯周病両方のリスクが高い人

毎食後に早目の洗口かブラッシングを行ってください。内1回はより丁寧なブラッシング心がけていただきたいと思います。

4. 虫歯、歯周病両方のリスクが低い人

朝食後(すぐでも30分後でもどちらでも)と、夕食後か就寝前の1日2回のブラッシングを。


脱灰とは・再石灰化とは

歯垢(プラーク)中のphは、食後5~10分で急激に低下(=酸性になる)、その後30~60分かけてゆっくり回復してきます。

なので「phが低下する前である食後3~5分以内に歯磨きをする」のが、虫歯予防には理想であるといわれてきました。これは酸を産生する細菌を取り除くとともに、その栄養分となる食品中の糖を取り除くことを目的としています。

ステファンカーブという有名なグラフがあります。砂糖水でうがいをした時の歯垢中のphを表したものです。

Stephan

口の中は普段、ph6.8でほぼ中性です。飲食後、細菌が食物中の糖分を分解し酸を出すことにより、2~3分でph4.5~5.5くらいの酸性になってしまいます。

口の中が酸性になることによって歯の成分のカルシウムやリンが溶け出すことを、脱灰といいますね。エナメル質は、ph5.5で溶け出します。

歯が溶ける時間帯がしばらく続き、20分後くらいからphが回復していきます。元のphに戻る(再石灰化)には、30~40分かかるのです。

時間の幅は、食品中の糖分や粘着度の違いによります。糖分が多いほどphの低下は急になり、歯にくっつきやすいものほど長く低下が続くんですね。


ここでもうひとつ、酸蝕症というものがあります。

清涼飲料水、スポーツドリンク、ワイン、酢、レモンやみかんなどの柑橘類を多く取ることにより歯が侵食される(溶ける)ことをいいます。そして歯に穴が開いたり、しみたりなどの症状が出てくるんですね。

確かに、これらを摂ったすぐ後にゴシゴシ強い力でブラッシングすると、歯は削れてしまいます。

ですので酸性度の高い飲食物を摂った後は、うがいをするか水やお茶を飲む、歯の間にはさまった柑橘類などはフロスを通して取り除くと良いでしょう。

この場合、歯磨きは30分以上経ってから行うと良いと思います。

冒頭で述べたTVの内容は、この酸蝕症の実験に基づいたものでした。

酸性炭酸飲料に90秒間浸しておいた象牙質歯片を口の中に入れて、異なったタイミングでブラッシングを行ったところ、

  • 30分経たずに歯を磨いた人の象牙質は腐食(侵食?)が確認された。特に、20分以内に磨いた人の腐食は著しく増加していた。
  • 30分もしくは1時間経過してから磨いた人たちには、ほとんど腐食がみられなかった。

これは、予め脆くした歯を、

  • 唾液の成分で修復(再石灰化)されてから磨く
       → 歯にダメージはない。
  • 再石灰化されていない状態で歯を磨く
       → 歯にダメージがある。

というもので、なんだかあたりまえの実験のような気がしました。

エナメル質が著しく溶けている酸蝕症の方には、
食品の酸のとりすぎで歯が溶けること、
食後はうがいをするか、水を飲むこと、
歯磨きは暫く経ってから行うこと等を指導してきました。

しかし、極端な酸蝕症の人以外は、柑橘類や炭酸飲料を飲食したとしても、ある程度は唾液で中和され、すぐに歯が溶け出すことはないので、それほど心配しなくても大丈夫なのです。


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2013年9月14日 (土)

インプラントのメインテナンス

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インプラントは入れておしまいではなく、入れてからのケア・メインテナンスがとても重要になります。長持ちさせるのもダメにするのも、お手入れにかかっているのです。

インプラントも天然の歯と同じように、磨けていないと歯周病になります。

そしてその進行は天然歯よりも早く、あっという間に手遅れとなってしまうのです。インプラント周囲の方が、血行が悪く細菌に対する抵抗力が弱いからです。さらに、いったん歯周ポケットが深くなると回復しづらいのです。

きちんと磨いて、メインテナンスも忘れずに受けていれば、安心です。天然歯と同じように使え、出し入れの不自由もなくとても良いものですよ。かみ合わせの不具合などのアクシデントがない限り、非常に長く機能してくれます。

家で行うホームケアと、歯科医院で行うメインテナンスについてそれぞれ紹介していきますね。

まずホームケアについてです。

インプラント体の周囲(歯ぐきとインプラントの接している部分)に清掃用具が届くように磨くというのが基本です。

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ハブラシで表・裏・側面が届くようであればいいのですが、何らかの補助用具を使わないと磨けないケースがほとんどです。

そのうちのひとつとしてまずは歯間ブラシですね。インプラントを傷つけないように、ワイヤーをウレタンコーティングしたものもあります。歯間ブラシが通れば、簡単に磨けると思います。

上部構造の形により、歯間ブラシが入らないこともあります。そのようなときはスーパーフロスを通し、巻きつけるように磨いてあげます。タフトブラシという毛先が小さいハブラシでお掃除をしてもいいと思います。いずれも歯科医院で購入できますが、できれば歯科衛生士の指導のもとに使われることをおすすめします。

インプラントを入れている方で「磨き方は特に教えてもらわなかった」という患者さんが来院されます。実はそういう方を何人もみてきました。なぜ、インプラントを入れた患者さんにきちんと磨き方を教えないんだろうと不思議でなりません。毎日のケアが大切だということ、歯科医師・歯科衛生士は充分に理解していると思うのですが‥‥


次に歯科医院でのメインテナンスについてです。

インプラント体と上部構造にぐらつきはないか、インプラント体周囲の粘膜に異常がないかを確認していきます。

次にインプラントを傷つけないプラスチックのプローブ(歯周ポケットを測る道具)を使って、インプラントの周りに深いポケットがないかを確認します。表面的には何の症状がなくても、深いポケットを有することがあるのです。これは歯周病と同じです。

もっとも大切なのはホームケアがきちんとできているかのチェックです。上手く磨けていない所があればそれをきちんとお伝えし、磨けるようにアドバイスをさせていただきます。

そして、インプラント周囲とお口全体の、プロフェッショナルクリーニング(歯科衛生士による口の中の徹底的なクリーニング)を行います。

もし磨けていない所があり、時間がたっていれば、歯肉(歯ぐき)に炎症を起こしていることと思います。そのように炎症を起こした状態をインプラント周囲粘膜炎といいます。これは粘膜のみの炎症で、まだ骨には影響が及んでいない状態です。

このインプラント周囲粘膜炎のうちに、改善していくことが大切なんです。

この状態を放置してしまうと、いずれインプラント周囲炎へと移行してしまいます。インプラント周囲炎は、歯周炎(歯周病)と同じで、インプラントを支えている周りの骨が吸収して(溶けて)いくのです。

ポケットが深くなると、当然細菌もそこへ入り込みますので、歯周炎(歯周病)と同じように、インプラントも抜けてしまうことになるんですよ。

レントゲン写真で骨の状態を確認することもあります。インプラント周囲炎になると、インプラント体の周りに黒い透過像が現れます。

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インプラント周囲炎も初期の状態で発見し、歯周病の治療と同じようにポケット内のクリーニングを行い、環境を改善すれば回復できます。 ただし、インプラント体のクリーニングは、それほど簡単ではありませんので注意が必要です。

インプラントは単独だと揺れもわかりますが、ブリッジとしてつながっている場合も多いので、揺れに気づかず深いポケットを作ってしまいがちなのです。ですので、定期的なチェックは必ず受けられた方が良いです

かみ合わせもとても大切です。これは歯科医師にチェックしてもらいます。必要であれば、かみ合わせの調整をしてもらいます。歯ぎしりやくいしばりがあり、それがインプラントへ負担をかけているようならば、ナイトガード(夜間に歯に装着する歯のカバー)を作って使用する方がいいケースもあります。

インプラントは見た目も良く口の中での違和感もなく、とてもすばらしいものですが、以上のようにケアが重要であるということなんです。 


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昨年行われた日本臨床歯周病学会の研修会での話です。来日したアメリカ歯周病学会(AAP)会長の講話後の質疑応答で、日本人のベテラン歯周病専門医がこう質問しました。(現在のアメリカはとてもインプラントが盛んな国です)

「日本はこれからますます高齢化社会となります。インプラントを入れた方が寝たきりになり、インプラント周囲炎になったら、どのように治療すればよいですか?

…その質問に明確な答えは返ってきませんでした。

AAP会長は、「インプラントはメインテナンスしやすいものである」「最初から予防というものを考慮した治療が必要である」とおっしゃっていました。

つまり、どのように治療すればよいか、ではなく、とにかく予防が大事であるということです。

予防には3段階あります。

第一次予防とは、病気(虫歯や歯周病)にならないようにすること

第二次予防とは、病気がより酷くならないようにすること
早期発見、早期処置を心がけることなんですね。

第三次予防とは、元の状態に戻れるように失った機能を回復させること
インプラントを入れることは第三次予防にあたります。

やっぱり、健康な状態での予防=第一次予防が大切だな~と、研修会に参加する度にますますその思いが強くなります。

APP会長は、「ペリオ(歯周病)の専門医は、患者と長期的にかかわっていかなければならない」ともおっしゃっていました。全くそのとおりです。

インプラントを入れている方も入れていない方も、歯周病の方もそうでない方も、今担当している患者様方は私が担当し続けられる限りずっと、大切に診させていただきたいと思っています。どうぞよろしく

本当のPMTCもご覧ください。

 

2013年9月11日 (水)

大事なハミガキの力加減の話

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歯と歯ぐきの境目をブラッシングする際は、強く磨いてはいけません。どうしてなのでしょうか?ズバリ歯ぐきが下がるから。
なぜかというとそれは、強く磨くとその部分の歯ぐきが貧血を起こすからなんです。
 
強く当てた部分の血液の量が減り、細胞の数が減り。。。すると歯ぐきのボリュームが小さくなる。で、歯ぐきが下がってしまうんです。
 
歯ぐきが下がるとどうなるか?

本来、歯ぐきに覆われていた歯根の部分が出てきてしまいます。
そこは表面がセメント質といってザラついてるんです。
見えているエナメル質より少し黄色くやわらかい部分ですね。
セメント質は薄いのですぐ内側の象牙質が露出することになります。
いったん歯根が出てしまうと、もう元の状態には戻れません。
歯が長くみえるようになってしまいますし知覚過敏をおこしたり、虫歯になりやすくなったりするんですね。
オーバーブラッシングもご覧ください。

Toothanatomy_2
8
象牙質では細管が神経まで伸びています。象牙質が露出すると、細管を通して中の神経に刺激が加わって、冷たいものがしみやすくなってしまうんです。
唾液の成分により修復されますが、強く磨いたりハミガキ粉をたくさんつけて磨いたりすると、また元に戻ってしまいます。
 
知覚過敏が生じた場合は、歯科医院でしみる部分をコーティングしてもらい、歯ブラシ圧を確認してもらうのがお勧めです。
知覚過敏の原因は、歯ぎしりやくいしばりによるものも多いのです
歯ぎしり&くいしばりをご覧ください。

強く磨いても歯ぐきが下がらない人がいます。そういう人は、歯ぐきの厚みがあったり、繊維性の硬い歯ぐきの人だったりするのです。
ただ、日本人には歯を支える骨と歯ぐきが薄い人が多いので、ほとんどの人は強く磨かない方がいいのです。

では、実際どれくらいの力で磨くのが良いのでしょうか?

歯科の雑誌やいろいろな研修会で聞くところによると、ハブラシ圧についてはさまざまな意見がありますね。
 
ある有名な先生は30gの力がいいと言います。
100gだと歯ぐきが退縮すると。
 
別のある有名な先生は200gの力がいいと言います。
歯ぐきが活性化されると。
さて、どちらを選びましょうか?!
でもまあいちばん多い意見は100g前後でしょうかね
キッチンスケールに歯ブラシをあてて100gの力を確認してみてください。なんとなくわかります。
 
 
 
何にでも個人差がありますよね。

私はその人の歯ぐきの下がり具合や、歯の削れ具合、歯周病の進行具合などをみて一番いいと思う力加減を提案しています。
 
だいたい50〜100gを意識して、ブラッシング指導の際は実際に歯ブラシを患者さんの歯と歯ぐきの境目に当てて「これくらいですね。」とやってみせます。
 
すると、ほとんどの人が、「今まで磨いていた力とぜんぜん違うもっと力を入れて磨いていました。」とおっしゃいます。
歯ブラシの硬さも歯ぐきが厚く硬い人以外は普通〜やや柔らかめがベストですよ。
硬い歯ブラシがあったらキッチンやお風呂のお掃除用にしてくださいってお願いしています。
 
コメントもいただけると大変嬉しく励みになります。
 


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2013年9月 8日 (日)

正しい歯の磨き方

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正しいハミガキの方法
(歯ぐきが少し下がってきた人など、ほとんどの人)

①よくグチュグチュうがいをする
大きな食べかすを洗います。

② つまようじ法で歯間部の汚れをサッと掻き出す
歯間ブラシが通りやすくなります(つまようじ法は下記参照)

③ 歯間ブラシを使い、歯と歯のあいだを磨く     
主に奥歯の歯と歯のあいだをきれいにします。(前歯に歯間ブラシを使用すると、すき間が大きくなり見た目があまりよくないので、前歯にはデンタルフロスを使います)     

④ デンタルフロスを使う    
歯と歯のあいだの接している面と歯周ポケットの中をきれいにします。 前歯と奥歯の歯間をきれいにします。詳しい使い方はこちらへ。

これで大事な部分の8割が磨けています。残りは楽チンです。  

⑤ 歯ブラシで、歯と歯ぐきの境目を磨く(スクラッビング法)
何もつけず磨きます。1か所(1~2歯)10秒づつを目安に。 ハブラシの毛先を歯に対して垂直に当て、小刻みに動かしていきます。  

⑥ 最後にハミガキ粉を少しつけ、歯の表面[ひょうめん]と噛む面を磨く
歯の着色を防ぐためです。噛む面は虫歯予防ですね。
なお、⑤と⑥は順番が逆でも構いません。その際、一旦うがいをすると泡だらけにならずに丁寧に磨けると思います。

かかる時間は、慣れてくれば全部で5分くらい。

この方法は、「リスク部位」から磨く方法でもあります。リスク部位とは、歯周病が発症しやすい場所や、すでに発症していてこれ以上悪くしたくないという場所です。たいへんなところから磨きだした方が、あとが楽という発想です。 歯ブラシだけで疲れてしまって大事な部分がおろそかになるのを防ぎます。


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↑ わたしがいつも患者さんにおすすめしている歯ブラシです。毛が優しくて隙間にも奥歯にもとても使いやすくおすすめです。

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歯間ブラシの使い方と効果

歯間にあったサイズの歯間ブラシを使いましょう。ワイヤーの先で歯ぐきを痛めないように、入れるときは上の歯は先端を斜め下に向けて入れます。下の歯は先端を斜め上に向けて入れてあげます。

入れたあと水平にし、ゆっくりと前後させます。 そのとき余裕があれば下図のように少しクロスさせてみましょう。

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奥歯は歯の幅が広く、歯ブラシだけでは届かない場所があるんです。 そこのプラークを取り除くのに歯間ブラシはとても優れた道具なんです。 歯間部分のプラークを取ってきれいにしておけば、 歯周病の予防になり進行も抑えられるでしょう。


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つまようじ法の磨き方

2列歯ブラシを使います。”V7”ブイセブンという歯ブラシが有名です。 硬さがS(やわらかめ)とM(普通)の2種類あります。 歯ぐきが炎症を起こしていて痛みや出血がある人は、初めSを使うといいです。でも手元になければ普通の歯ブラシでもOKです!

まず、歯ブラシの毛先を歯の先端に向けて持ちます。それを歯ぐきから歯間に差し込むようにして、斜めに掻き出すようにブラッシングしていきす。

歯の裏側はちょっとやりづらいのですが歯ブラシの先の方を使いやはり掻き出すようにします。


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これは、渡邊達夫教授(予防歯科に力を入れている岡山大学歯学部の元校長)が考案した方法です。

私はこの方法を28年前、これまた予防歯科では有名な丸森英史先生の研修会で教えていただきました。フロスや歯間ブラシがあまり得意ではない方にお教えするととても喜ばれます。実際、歯間部分のプラークがとても簡単によく取れますよ。

 

コメントもいただけると大変嬉しく励みになります。

2013年9月 5日 (木)

歯の磨き方(健康な歯と歯ぐきの人)

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歯周病の予防も治療も、歯磨きに始まって歯磨きに終わるといっても過言ではないでしょう。

ブラッシング指導で磨くことによる効果と爽快感を習得すると、いつのまにか皆さんとても上手にハミガキをされるようになります。

はじめは苦手だった補助用具(歯間ブラシやデンタルフロス)も使い慣れるとその気持ちよさに使わずにはいられなくなってきます。

1週間ほど正しい歯みがきを続けていただけると歯ぐきの質や色、形が劇的に変わってきますよ。実は、ブラッシング指導をさせていただいてから1週間後にお会いするのはとても楽しみなんです

正しい歯みがきの方法
健康な歯と歯ぐきの人・歯ぐきが下がっていない人)

① 2〜3回うがいをする
これで大きな食べカスを洗い流します。

② 歯と歯のあいだを磨く(毛先みがき)
歯と歯のあいだに歯ブラシのつま先を当て、細かく動かし入りくんだところのお掃除をします。できる人はデンタルフロスも使います。

③ 歯と歯ぐきの境目を磨く(スクラッビング法)
歯と歯ぐきの境目あたりに歯ブラシを垂直に当て、2〜3歯ずつ順番に、1か所約10秒ほど歯ブラシをこきざみに動かし磨きます。

④ 歯の表面と噛む面を磨く
歯ブラシの先に少しだけ歯磨き粉をつけて歯の表面を磨きます。
これは着色を防ぎ白さを保つためなので、  なるべく歯ぐきには当てないようにします。噛む面も磨きます。

⑤ 最後にうがいをする

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デンタルフロスの使い方

① まずフロスを30cm程の長さに切ります。
② フロスを両手の中指に巻きつけます。(右を多めに巻きつける)
③ 水平に前後に動かしながらゆっくり歯と歯のあいだに入れていきます。
④ 両隣りの歯ぐき(歯周ポケット)の中に1~2㎜程入れて上下させます。その際、歯に巻きつけるようにするとなおいいですね。 
⑤ そっと上に引き抜きます。

効果1:歯と歯のピタッとついているところの虫歯を予防します。
実際にはその少し下(コンタクト直下)に虫歯ができます(隣接面カリエスとか、コンタクトカリエスといわれています。)

効果2:歯周ポケットに入れることで、歯周病を予防します。
歯周ポケットが1〜2㎜だったら、生涯歯周病知らずです。

 

歯ブラシだけでは全体の9割しか磨けません。
残り1割をデンタルフロスできれいにしましょう。できれば毎日、少なくとも1〜2週間に1回はフロスを通しましょうね。
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↑このフロスは優しいペパーミント味でとってもスッキリします。

まれに、歯ブラシだけでむし歯や歯周病にならない人がいます。
そういう人は、唾液の性質がよく、歯並びが良く、食習慣が良く、健康管理に怠りなく、免疫力に優れた方だと思いますね。とても素晴らしいです。まれにですよ~
 
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